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おでんの季節になりましたが、
練り物が高くなったと感じていませんか。
ちくわやはんぺん、さつま揚げは、
おでんに欠かせない具材です。
結論から言うと、
練り物の代わりには厚揚げ、鶏団子、大根、たまご、こんにゃくの5つが使いやすいです。
練り物を減らしても、満足感のあるおでんは作れます。
この記事では、
練り物が高騰している背景と、
節約しながら美味しく作る具材の選び方を整理します。
この記事で分かること
- 練り物が高いのは、原料のすり身が値上がりしているため
- 笹かまぼこメーカーの倒産も相次いでいる
- 練り物の代わりに使いやすい具材は、厚揚げ・鶏団子・大根・たまご・こんにゃく
- 練り物を減らしても、おでんの満足感を保つコツ
- 練り物をお得に買い足すときの考え方
練り物が高いのはなぜ?すり身の値上がりが原因
練り物の主な原料は、スケトウダラのすり身です。
このすり身の価格が、近年大きく上がっています。
朝日新聞の報道によると、
国内メーカーは原料の多くを北米からの輸入に頼っています。
ところが北米では、魚の切り身の生産が優先され、
すり身の生産量が減っているといいます。
そこへ、世界的なカニカマの人気が重なりました。
すり身の需要が増え、日本は調達競争で負けやすくなっています。
さらに、歴史的な円安も原料高に拍車をかけています。
国の貿易統計では、
スケトウダラのすり身の輸入単価は、今年8月に1キロあたり490円でした。
10年前の200円台後半から、大きく上がった計算です。
別の報道では、すり身の価格は2年前と比べておよそ3割上がり、
最大で2割近い値上げになる可能性も伝えられています。
テレビのニュースでも、
今シーズンのおでんは練り物が高騰するかもしれないと取り上げられました。
家計の味方といわれるカニカマにも、値上げの波が来ています。
笹かまぼこメーカーの倒産も相次ぐ
原料高の影響は、老舗メーカーにも及んでいます。
朝日新聞によると、宮城県の笹かまぼこメーカーで倒産が続いています。
昨年11月には、塩釜市の「武田の笹かまぼこ」が事業を停止しました。
今年9月には、塩釜市の「カネコ橋沼商店」と、
亘理町の「馬上かまぼこ店」が、相次いで自己破産を申請しました。
いずれも創業90年以上の店です。
倒産の原因は、原料高だけではありません。
円安や輸送コスト、人件費の上昇も重なっています。
消費の減少や後継者不足を指摘する声もあります。
練り物の値上げは、
スーパーの売り場だけでなく、作る側の苦しさの表れでもあります。
練り物の代わりになる具材5つ
ここからは、練り物の代わりに使いやすい具材を紹介します。
練り物を完全になくすのではなく、
量を減らして、ほかの具材で補う考え方です。
1. 厚揚げ
厚揚げは、おでんの出汁をよく吸います。
食べ応えがあり、練り物の満足感を補ってくれます。
油抜きをしてから煮ると、
出汁がしみやすく、味がぼやけません。
2. 鶏団子(自家製)
ひき肉に刻んだねぎや生姜を混ぜて丸めるだけで作れます。
つくね風の食感が、さつま揚げの代わりになります。
団子を煮るときに出る旨みが、
おでん全体の出汁を深くしてくれます。
3. 大根
大根は、おでんの主役のひとつです。
量を多めにすると、満足感が上がります。
下茹でや米のとぎ汁を使うと、
柔らかく仕上がり、味もしみ込みます。
4. たまご
ゆでたまごは、少ない個数でも存在感があります。
タンパク質も取れるので、主菜感が出ます。
5. こんにゃく・しらたき
こんにゃくは低カロリーで、噛み応えがあります。
手綱こんにゃくや結びしらたきにすると、見た目も楽しめます。
練り物を減らした分は、
これらの具材で量とバリエーションを補えます。
鶏団子の作り方(練り物の代わりに)
鶏団子は、家庭にある材料で作れる代用具材です。
ここでは基本の作り方を紹介します。
材料(目安・2〜3人分)
- 鶏ひき肉:200g
- 長ねぎ(みじん切り):5cmほど
- おろし生姜:小さじ1
- 片栗粉:大さじ1
- 酒・醤油:各小さじ1
- 塩:少々
作り方
- ボウルに材料をすべて入れ、粘りが出るまでよく混ぜる
- スプーン2本を使い、ひと口大に丸める
- 煮立ったおでんの出汁に入れ、火が通るまで5分ほど煮る
- 浮き上がってきたら、中までしっかり火が通ったか確認する
量や火の通り方は、鍋の大きさやひき肉の種類によって変わります。
肉の中心まで火が通っていることを、必ず確認してください。
団子から出る旨みで、出汁にコクが出ます。
練り物を減らしても、おでん全体の味が薄くなりにくくなります。
出汁の基本と味付けの目安
具材を変えるときは、出汁の味つけも見直します。
練り物は、それ自体に塩気と旨みがあるためです。
練り物を減らすと、出汁の塩気が足りなく感じることがあります。
その場合は、最初から濃くせず、少しずつ調整するのがおすすめです。
- 水に昆布を入れて30分ほどおく
- 弱火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出す
- かつお節を加えてひと煮立ちさせ、こす
- 薄口醤油と塩、みりんで味を調える
最初は薄めに作り、
具材を煮ながら味を足していくと失敗しにくくなります。
練り物を減らしても満足感を保つコツ
具材を変えるだけでなく、
作り方でも満足感は変わります。
- 出汁にひと工夫する。昆布とかつお節でしっかり取ると、少ない具材でも味に深みが出る
- 練り物は1種類だけ残す。ちくわやはんぺんなど、好きなものに絞る
- 練り物は食べる直前に加える。長く煮ると崩れたり味が抜けたりしやすい
- 前日に煮て一晩おく。味がしみて、具材が少なくても美味しくなる
- 辛子やゆず胡椒を添えて、味に変化をつける
練り物以外の具材も入ったセットを使うと、
具材をそろえる手間が減ります。
上のボタンから、おでん用の具材セットを探せます。
練り物を買い足すときの考え方
練り物が完全に不要になるわけではありません。
おでんの味を決める大切な具材なので、買うときのポイントも押さえておきます。
- 大きなパックで買うより、使う分だけを小分けで買う
- 特売日やまとめ買いを活用する
- 冷凍できるものは、使う分だけ解凍する
- 練り物の種類を絞り、買いすぎない
価格や内容は、店舗や時期によって異なります。
購入前に、売り場や通販ページで最新の価格を確認してください。
よくある疑問Q&A
練り物はこれからもっと高くなる?
今後の価格は、すり身の相場や為替によって変わります。
今回の報道では、値上げの可能性が伝えられていますが、
将来の価格を断定することはできません。
笹かまぼこは、もう買えなくなる?
倒産した店はありますが、
笹かまぼこを作る店は、ほかにもあります。
通販や店頭では、今も購入できるメーカーがあります。
ただし、価格や在庫は店ごとに違います。
気になる方は、各メーカーの公式サイトをご確認ください。
練り物なしでも、おでんは美味しくなる?
出汁と具材の組み合わせしだいで、美味しく作れます。
大根や厚揚げ、鶏団子を中心にすると、
練り物が少なくても満足感のあるおでんになります。
まとめ
練り物の高騰と代用具材について整理します。
- 練り物が高いのは、原料のすり身が値上がりしているため
- 世界的なカニカマ人気と円安で、日本は買い負けやすくなっている
- 笹かまぼこメーカーの倒産も相次いでいる
- 代用の具材は、厚揚げ・鶏団子・大根・たまご・こんにゃくの5つ
- 練り物を1種類に絞ると、おでんの味を保ちながら節約できる
今シーズンのおでんは、
練り物を減らす工夫をしてみてはいかがでしょうか。


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